歩行カロリー計算
体重と、歩いた時間・距離・歩数から、消費エネルギー(kcal)を計算。厚生労働省の「身体活動・運動ガイド2023」のメッツ表の式(メッツ × 時間 × 体重)を使い、歩く速さ(ゆっくり〜かなり速歩)も選べます。
消費エネルギー 約90kcal
「消費エネルギー」は、歩いている間の総消費量で、安静にしていても使うエネルギーを含みます。「増加分」は、歩かずに座っていた場合との差です。どちらも、メッツ表を使った推定の目安です。
計算の式:メッツ × 時間 × 体重
身体活動の強さは「メッツ(METs)」で表します。安静に座っているときを1メッツとして、その何倍のエネルギーを使うかを示す単位です。厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」は、身体活動による消費エネルギー(kcal)を、メッツ × 時間(h)× 体重(kg)で推定できるとしています。
ガイドの例では、歩行(3メッツ)を30分間、体重50kgの人が行うと、3 × 0.5 × 50 = 75kcalと推定されます。上のツールで、体重50kg、30分、「普通」を選ぶと、同じ数字になります。
この式の結果には、安静にしていても使うエネルギーが含まれます。国立健康・栄養研究所のメッツ表には、安静時を除いた増加分の式もあり、その場合は、メッツから1を引きます。たとえば、体重60kgの人が4メッツの早歩きを10分間行うと、総消費は40kcalで、そのうち安静時の分が10kcal、安静時より余分に使う分が30kcalです。このツールは、両方を表示します。
歩く速さとメッツ
| 歩く速さ | メッツ | 速さ |
|---|---|---|
| ゆっくり | 2.8 | 53m/分(3.2km/時) |
| 普通 | 3 | 67m/分(4.0km/時) |
| ほどほどの速さ(散歩など) | 3.5 | 80m/分(4.8km/時) |
| やや速歩 | 4.3 | 93m/分(5.6km/時) |
| かなり速歩 | 5 | 107m/分(6.4km/時) |
メッツと速さは、身体活動・運動ガイド2023の「生活活動のメッツ表」にある、平地の歩行の値です。「ほどほどの速さ」は、表では75〜85m/分となっているので、距離から時間を出すときは、中間の80m/分で計算しています。ほかの4つの速さは、表の値のままです。
30分歩いたときの消費エネルギー(体重別)
| 体重 | ゆっくり(2.8) | 普通(3) | ほどほどの速さ(3.5) | やや速歩(4.3) | かなり速歩(5) | 1万歩 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 40kg | 56kcal | 60kcal | 70kcal | 86kcal | 100kcal | 200kcal |
| 50kg | 70kcal | 75kcal | 88kcal | 108kcal | 125kcal | 250kcal |
| 60kg | 84kcal | 90kcal | 105kcal | 129kcal | 150kcal | 300kcal |
| 70kg | 98kcal | 105kcal | 123kcal | 151kcal | 175kcal | 350kcal |
| 80kg | 112kcal | 120kcal | 140kcal | 172kcal | 200kcal | 400kcal |
| 90kg | 126kcal | 135kcal | 158kcal | 194kcal | 225kcal | 450kcal |
上のツールと同じ計算です。安静時を含む総消費エネルギーで、かっこの中はメッツです。「1万歩」は、1分に100歩として100分、3.0メッツで概算した値です。
歩数からの換算について
ガイドには、3メッツ以上の身体活動として毎日60分歩くと、ほぼ週23メッツ・時に相当し、60分の歩行は約6,000歩に相当する、と書かれています。ここから、1分あたり約100歩と考えて、歩数を時間に直しています。歩幅は人によって違い、速く歩けば1分あたりの歩数も増えるので、歩数からの計算は、時間や距離からの計算より大まかです。
このツールが考慮しないこと
- メッツ表は、平均的な人の推定値です。年齢、性別、体脂肪率、体力、歩き方などによって、実際の消費エネルギーは違います。
- 坂道、階段、荷物を持つ、風、路面などの条件は反映していません。平地の歩行の値です。
- 体重を減らすための食事や運動の目安は示しません。持病のある方、体調に不安のある方は、医師に相談してください。
- 入力した体重や歩いた量は、ブラウザの中だけで計算し、外部には送信しません。
出典
計算結果は一般的な目安であり、法律・税務その他の専門的助言ではありません。航空券や契約書、期限の管理など重要な場面では、公式の情報や専門家の説明でもご確認ください。