電気代の計算
消費電力(W)と使用時間から、家電の電気代を1時間・1日・1か月・1年で計算。待機電力や、kWhからの計算、省エネ家電への買い替えで購入価格を何年で取り戻せるかの比較もできます。単価は家電公取協の目安単価が初期値です。
1か月の電気代 3,720円
1年あたりは、毎月同じ使い方をすると仮定した金額です。エアコンのように季節で使い方が変わる機器では、実際とずれます。
電気代の計算式
電気代は「消費電力量(kWh)× 電力料金単価(円/kWh)」で求められます。消費電力量は、機器の消費電力(W)を1,000で割ってkWに直し、使った時間(h)をかけた値です。1,000Wの機器を1時間使うと1kWhです。
たとえば消費電力500Wの機器を1日8時間、1か月に30日使うと、1日の消費電力量は 0.5kW × 8h = 4kWh、1か月では 120kWhです。単価を31円/kWhとすると、1日は124円、1か月は3,720円、1か月の電気代を12か月ぶん足した1年は44,640円になります(数字は説明のための例です)。
kWhの単位を、MJやkcalなど別の単位に直したいときは単位換算のエネルギー(1kWh=3.6MJ)が使えます。
電力料金単価の目安:31円/kWh
電力料金の単価は、契約している電力会社やプランによって違います。そこで、全国家庭電気製品公正取引協議会(家電公取協)は、カタログなどに載せる電気料金の計算に使う「目安単価」を定めています。同協議会のよくある質問によると、この目安単価は、経済産業省の電力・ガス取引監視等委員会が公表する「電力取引報」の、全小売電気事業者の販売電力量・販売額の集計値などに基づいて算出したもので、現在の目安単価は、令和4年7月22日に改定された31円/kWh(税込)です(計算道具が2026年9月21日に確認した掲載内容)。
このツールは、この31円を初期値にしています。実際の請求は、基本料金、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金などを含む契約ごとの料金で決まります。目安単価がそれらをどう含んでいるかは、同協議会の説明には書かれていないので、このページでは断定しません。実際の電気代を知りたいときは、検針票や契約先のマイページにある単価に置きかえてください。
待機電力も足すと
機器は、使っていない間も電源につながっていれば、わずかな電力を使います。ツールでは「待機時の消費電力」を入れると、1日24時間のうち使っていない時間ぶんを加えます。たとえば使用中100W・1日8時間・30日の機器の1か月の電気代は、待機電力を0Wとすると744円、待機時5Wを加えると818円です(例)。
買い替えで元が取れるか
「買い替えの比較」は、今の家電と新しい家電の年間消費電力量(kWh/年)から、1年の電気代の差を求め、購入価格をその差で割って、電気代の節約で購入価格を取り戻すまでの年数を出します。たとえば年間500kWhの家電を、年間300kWh・購入価格60,000円の家電に替えると、電気代は1年で15,500円から9,300円になり、差は6,200円です。購入価格を取り戻すまで9.7年で、10年使うと節約分から購入価格を引いて+2,000円になります(例)。
ここで比べているのは電気代だけです。新しい機器の性能や機能、設置費、リサイクル料金、下取り、故障のしやすさなどは含めていません。年間消費電力量の表示は決められた条件での値なので、実際の使い方では変わります。
このツールが考慮しないこと
- 基本料金、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、時間帯別料金や段階別料金など、契約ごとの料金の仕組みは計算に入れていません。単価は1つの値として扱います。
- 1年あたりは、1か月の電気代の12倍です。季節によって使い方が変わる機器では、実際とずれます。
- 消費電力は入力した値のまま使います。運転の状態(起動時、強弱、設定温度など)による消費電力の変化は反映されません。
- 初期値の消費電力・使用時間・年間消費電力量・購入価格は入力例です。ご自身の機器の値に置きかえてください。
- 入力した内容は、ブラウザの中だけで計算され、外部には送信されません。
計算のしかた
消費電力・使用時間・単価は小数第3位まで読み取り、整数に直して計算するので、小数の丸め誤差は出ません。金額は円未満を四捨五入し(ちょうど半分は切り上げ)、1時間あたりだけは小さな機器でもわかるよう小数第2位まで表示します。1日・1か月・1年の金額は、それぞれ丸める前の値から求めています。
出典
計算結果は一般的な目安であり、法律・税務その他の専門的助言ではありません。航空券や契約書、期限の管理など重要な場面では、公式の情報や専門家の説明でもご確認ください。